転職を決めたきっかけ
13年間働いた会社で感じた“違和感”
気づけば13年、同じ会社で働いていた。
大きな不満があったわけじゃない。
人間関係も悪くないし、仕事も嫌いじゃない。
それでもずっと消えなかったのが、
「このままでいいのか?」という違和感だった。
部署異動やリーダー経験もした。
責任ある立場も任された。
でも、毎日はどこか似ていた。
同じようなトラブルに対応し、
同じような業務を繰り返す日々。
成長しているというより、
同じ場所をぐるぐる回っている感覚だった。
周りを見ても、
10年後の自分の姿が想像できなかった・・・
改善提案を続けても変わらない現実
自分なりに改善提案も続けてきた。
作業時間を短縮できる工程改善や、
現場の負担を減らす仕組みづくり。
小さな改善は積み重ねてきたつもりだ。
でも返ってくるのは、
「前例がない」
「今のままでいい」
そんな言葉ばかりだった。
「変えたい」という気持ちと、
「変わらない」現実。
そのギャップが、少しずつ心をすり減らしていった。
成長したい気持ちと、停滞する環境のギャップ
30代に入り、家族も増えた。
責任も大きくなった。
だからこそ、もっと成長したいと思った。
新しい技術に触れたい。
自分の力がどこまで通用するのか試したい。
でも、今の環境ではそれが難しい。
「このままでは、未来が閉じていく」
そんな焦りが、日に日に強くなっていった。
決定的だった瞬間
ある日、ふと気づいた。
「この会社で10年後の自分を想像できない」
その瞬間、心の中で何かがストンと落ちた。
「転職しよう」
そう思ったというより、
“もう動かないといけない” と感じた。
転職活動中の葛藤と不安
家族を抱えながらの転職という重圧
当時、子どもは2歳と0歳。
家族を守る立場として、転職は大きなリスクだった。
収入はどうなるのか。
生活は変わるのか。
引っ越しは必要か。
考えれば考えるほど、不安で足がすくんだ。
本当に辞めていいのかという自問自答
「今の会社に残ったほうが安全なんじゃないか?」
「転職して失敗したらどうする?」
何度も自問自答した。
それでも、
「このままでは後悔する」という気持ちは消えなかった。
32社受けて感じた現実
書類選考から数えて、32社に応募した。
通らない日もあった。
面接で落ちた日もあった。
そのたびに、
「自分には価値がないのかもしれない」
そう思ってしまう瞬間もあった。
それでも、立ち止まるわけにはいかなかった。
家族のためにも、自分の未来のためにも。
仕事と転職活動の両立で心が折れそうになった日々
日中は仕事。
帰宅後は育児。
子どもが寝たあとに、
職務経歴書の修正や企業研究。
睡眠時間も削れ、
体力的にも精神的にも限界に近かった。
それでも、
「今を変えたい」
その思いだけでがむしゃらに前に進んでいた。
家族と将来を考えた決断
2歳と0歳の子どもを育てながらの決断
小さな子どもを抱えての転職は正直怖かった。
でも、子どもたちの未来を考えたとき、
強くなったのはこの気持ちだった。
「父親としてどうありたいか」
将来、子どもに胸を張れる仕事をしたい。
妻との話し合いで見えてきた“本当に大切なもの”
妻とは何度も話し合った。
不安もあったはずなのに、
「あなたが後悔しない道を選んでほしい」
「あなたが幸せじゃないと家族も幸せになれないの」
そう言ってくれた。
その言葉で、
心の中の迷いが少しずつ晴れていった。
収入・生活・引っ越し…現実的な不安との向き合い方
転職すれば、生活は確実に変わる。
収入、通勤、住む場所、働き方。
どれも簡単ではない。
でも、一つずつ整理していく中で、
「なんとかなる」ではなく
「なんとかする」
そう思えるようになった。
それでも前に進むと決めた理由
最終的に決め手になったのは、
「子どもたちに胸を張れる父親でいたい」
という思いだった。
変化を恐れて立ち止まるより、
挑戦して未来を切り開く姿を見せたい。
そう思ったとき、
迷いは自然と消えていた。
これから動こうとしている人へ
もし今、
「このままでいいのか?」と感じているなら、
その違和感は無視しないほうがいい。
すぐに転職しなくてもいい。
でも、一歩だけでも動いてみてほしい。
自分の人生を変えられるのは、
自分だけだから。


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