前回のあらすじ
マウスピース矯正を始めて1か月が経過し、装着にもすっかり慣れてきました。
4枚目のマウスピースでは新しいアタッチメントが追加され、いよいよ便宜抜歯に向けた準備も完了。
健康な歯を抜くことへの不安や葛藤はありましたが、「きれいな歯並びのため」と気持ちを切り替え、ついに抜歯当日を迎えることになりました。
そして今回は、その便宜抜歯当日の様子をリアルにレポートします。
前回の記事では、便宜抜歯前日までの様子をまとめています。まだ読んでいない方はこちらからどうぞ😊
TSA(歯の隙間を削る処置)がスタート
ゴム掛けの説明を受けたあと、TSA(IPR:歯と歯の間をわずかに削ってスペースを作る処置)という処置に移りました。
TSAとは、歯と歯の間を0.1mm単位で削る処置です。
これを行うことで、歯がよりきれいに並び、後戻りしにくい噛み合わせに調整できるそうです。
私の場合は、上の前歯3か所を0.3mmずつ削る必要があるとのことでした。
実際のTSAはこんな感じでした
ここでも目隠しをされるので、どんな器具でどんな処置をしていたのかは、あくまで感覚と想像でのお話になります。
まずは電動の機械で歯の隙間を削り、そのあとできた隙間に紙やすりのようなシート状のものを入れて、手動でギコギコと動かしながら隙間を広げていきました。
削りカスが出るからなのか、ときどき水と風を当てながら、医師の方と助手の方の2人がかりで処置が進みます。
たまにシートが歯茎に当たって痛かったですが、約40分で3か所のTSAが完了。
鏡で見ると縦に少し隙間ができていて、舌で触ると「本当に隙間が広がったんだな」とよく分かりました。
抜歯前にまさかの血圧140…
お次はいよいよ便宜抜歯。
まずは血圧と血中酸素濃度(指先に挟むやつ)を測定しました。
すると……
なんと血圧140!!!
アドレナリンなしの麻酔に変更
なぜか少し高めだったようで、
「お薬は飲まれていますか?」
「普段からこのくらいの数値ですか?」
と少しざわつき始めました。
抜歯前で緊張していた以外に思い当たる節はなく、普段から血圧を測る習慣もないので、とりあえず笑顔でスルー😇
すると先生から、
「血圧140はグレーゾーンなので、大丈夫だとは思いますが念のため、通常の麻酔ではなくアドレナリンが入っていない麻酔を使います。」
との説明が😇
アドレナリンが入っていないと麻酔が留まりにくく、出血が止まりにくくなることがあり、場合によっては縫合が必要になるそうです。
その説明を聞いて、
「いや、それ聞いてさらに心拍数上がるわ!」
と思いながらも承諾し、抗生剤を飲んでから麻酔の注射💉
あぁ……結構痛い。
麻酔って、やる人によって上手い下手がある気がするんですよね😂
表側も裏側もしっかり麻酔しました🥲
麻酔が効くまでの間は、いつもの抜歯後の注意事項(当日は入浴NG、2〜3日はブクブクうがいNGなど)の説明。
もう歯を抜きすぎて、この説明は聞きすぎて耳にタコです🐙
その後は、次回の来院予定や今後のマウスピースについて説明を受けました。
ついに便宜抜歯開始!
さぁ、いよいよ抜歯です……。
先生から、
「4枚目までマウスピース、しっかりつけられていましたか?」
と聞かれたので、
「9日間ずつつけました😏!」
と少しドヤ顔で答える私(笑)
すると、
「素晴らしい!それならすんなり抜けるはず😄」
と言われて、心の中では
「頑張ってよかったー!」
とガッツポーズ💪
下の歯が全然抜けない…
ペンチで歯をつかみ、左右に揺らして、ねじって……
かなり引っ張られる感覚はありましたが、上の歯は無事に抜けました。
しかし問題は下の歯。
麻酔の効きが悪く、痛かったのですぐに麻酔を追加💉
歯の痛みは和らいでも、顎が外れそうなくらい引っ張られる物理的な痛みはそのままで、本当に辛かった😭
しかも全然抜けず、さらに大きなペンチのような器具まで登場するほど大苦戦……。
そして……
やっっっと抜き終わりました。
「すんなり抜けるはず」の期待を見事に裏切られ、完全に放心状態😇
終わったあと抜いた歯を見せてもらいましたが、思っていたより大きくてしっかりした歯でした。
小さくても、やっぱり臼歯なんだなぁと実感。
その後は予想どおり出血が多く、4か所すべてしっかり縫合しました🪡🥲
この時点で予定より35分オーバーの18時45分。
実に3時間半にも及ぶ処置が終了しました。
本当に疲れた……。
帰宅までが最後の試練
5枚目のマウスピースは、出血が落ち着いてから装着すればいいとのこと。
そのため4枚目のマウスピースを装着し、説明書やガーゼを受け取って病院をあとにしました😷
ゴムをもらい忘れて病院へ逆戻り!
駅へ向かう途中、ズキズキと痛み始めたので、その場で立ち止まり痛み止めを服用。
ただ、麻酔で鼻から下の感覚がまったくなく、
- マスクがどこにあるのか
- 水筒が口に当たっているのか
- 錠剤がちゃんと口に入ったのか
何も分からない状態😂
それでも痛すぎて、人目も気にせず必死で飲みました……。
そして、ようやく改札に着いたところで……
「あっ!!ゴム掛けのゴムもらってない!!!」
急いでLINEと電話をしましたが、処置が終わった時点ですでに営業時間外。
仕方なく来た道を小走りで病院まで戻ることに💦
幸いまだ閉まっておらず、無事にゴムを受け取って、ようやく帰宅できました。
抜歯当日の夜は痛みとの戦い
帰宅後は何もする気が起きず……
重い腰を上げてシャワーだけ済ませ、子どもたちの寝かしつけと同時に寝落ちしました😴
……が、深夜1時頃に痛みで目が覚めました😫
我慢できないほどではないものの、気になって眠れない。
しかも昼ごはん以降何も食べていなかったので、お腹もペコペコ。
ゼリー飲料だけでも飲もうと思いました。
ただ、マウスピースを着けていることもありますが、そもそも抜歯後はストロー禁止。
結局、口を少し開けて上から喉へ流し込むようにして飲みました🥺
ちなみに腫れ具合はというと、触ると抜歯したあたりが少し膨れているかな?という程度。
明日にはどうなっているのか……。
そして口の中は、ずーっと血の味。
これが本当に憂鬱でした。
抜歯って、本当に体力も気力も使いますよね。
次回予告
抜歯翌日からの腫れや痛み、食事の様子などは、また次回の記事で詳しくお話しします。
最後に読者へ
便宜抜歯を控えている方は、不安なことも多いと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです😊
「これはどうだった?」ということがあれば、ぜひコメントで教えてください!


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